【イム・シワン、シン・セギョン「それでも僕らは走り続ける」第１３話まで視聴】

すっごく面白い！！！っていうわけではないかもしれない。
でも、すっごく魅力的なドラマだと思う。
なにより、私はすっかりシン・セギョンの大ファンになってる。
あの美しさ。
特に口元が好き。すごく品がある。
目元もとてもキレイ。

そしてとにかくオ・ミジュというセギョンの演じる
キャラクターが、とてもとても魅力的なのだ。

施設で育ったミジュ。
自らの英語力だけで翻訳という仕事をプライド持ってやっている。
仕事が本当に好きで、映画が大好きで。
さっぱりした性格で思ったことは隠さない。
誰にもまっすぐに向き合うオモテウラのないその性格は
陸上しか知らなかったキ・ソンギョム（イム・シワン）に
とても良い影響を与えていくのだ。

でも韓国ドラマあるあるで
女優の母、政治家の父という特別な家族環境にあるソンギョム。
その父がホントにクズで（笑）
大統領候補になろうという政治家が
ホント心が狭すぎて。

ミジュをなにかと敵対する。
愛する息子に近づいたと分かっては攻撃してくるし。
２人が良い関係を築き始めると
すぐに壊しにやってくる。


そんなこんなで別れることになってしまう２人。

これも恋愛ドラマあるあるで、
別れても、なおお互い惹かれ合っている２人。
偶然、再会してしまうと、２人の目の前の時間は
止まってしまう。


このソンギョムを演じるイム・シワンが
最初の頃から中盤過ぎまで
とても淡々とした演技で、感情をあまり外に出さない
言ってみれば、棒演技なんじゃないかと思うような
無表情さだったりするのだけど。
それがなんともソンギョムらしさを、すっごく出しているというか。
ソンギョムのキャラの表現の仕方がすごいな。って思った。
というのも、陸上のことになると
まるで人が変わったようになるのだ。
顔つきも。
表情も。
言葉も。動きまでも。

後輩たちに教えるその姿は、真剣そのもので
恐いほどに真面目で実直さが出てる。

そんなソンギョムがミジュによって変化していって
別れによって、さらに人間らしさが出てきたりして。


まあ、どうせまたくっつくでしょ。って安心して見てるわけだけど。


もう１つのカップル。
ソンギョムが所属していたエージェントのCEOソ・ダナ（チェ・スヨン）と
美大の学生ヨンファ（カン・テオ）。
ヨンファが、けっこう老け顔じゃないかと私は思ってるんだけど
もうダナ代表が好きで好きで好きすぎて。

ダナが現れただけでめちゃ笑顔になるし。
かと思うと、諦めたと冷たい態度になるし。
突然ダナからキスされると、泣き出したりするという
感情豊かで、意外と子どもっぽかったりするところが魅力で
すごく面白い。

ダナとミジュは、仲が悪いんだか良いんだか。
この関係性も面白くなっていくし。
かと思えば、ヨンファとソンギョムは出会いからして楽しかったけど
何かと出くわすことが多くなって、しまいには一緒に暮らしだすという
こちらも、面白い関係性だったりと。

見てて飽きない。


翻訳や通訳という仕事を扱うドラマっていうのが
私には、とても新鮮で、
ミジュの仕事ぶりがとても興味深かった。


最終回まであと３話。

２人には、クソ父に負けず
幸せになってほしいな。

＜キャスト＞
イム・シワン
シン・セギョン
チョ・スヨン
カン・テオ
イ・ボンリョン
チャ・ファヨン
パク・ヨンギュ
リュ・アベル
チェ・ジェヒョン





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