【パク・ボゴム主演「青春の記録」最終回 感想、レビュー】

　

なんだか終盤のほうは
ずっとサ・ヘジュン（パク・ボゴム）
泣き顔ばかりーー；

せっかくドラマもうまくいって
大スターの階段を駆け上がっていったのに。
心ないキム記者に標的にされて。

だけど、最終回でやっとヘジュンへの誤解だったことが
この記者にわかって。
元のマネージャー兼代表の悪質なビジネスが分かったとたん
掌返しに、今度は、そっちの事務所のスターを標的に。

まあね、マスコミ、記者ってのは
こうして注目度の高い記事を書かなきゃいけないのは分かるけど。


そんなスキャンダル騒動にあたふたしていた、ヘジュンのマネージャーの
ミンジェさんだったけれど
ヘジュンの魅力を誰よりも知ってて
誰よりもヘジュンの大ファンで
０から支えたミンジェさんが、私は大好きだった。
この人の困った様子ばかりが
やっぱり後半目立っちゃったけど。
あの明るさと面白さを生かしたビジネスをもっと見たかった。


そしてさ、ストーリーの中心ともいうべき
恋人のアン・ジョンハ（パク・ソダム）。
このコが、可愛げがないよね。
最初のほうは、飾らない性格で
面白くて、会話もテンポがよくて、
ヘジュンもヘヒョ（ピョンウソク）も惹かれていったのが
理解できたけど、
ヘジュンと付き合って、ヘジュンが売れだしてから
どんなに時間がなくても、隙間の時間作って会いに来てくれたり
何よりもヘジュンはジョンハを優先してたのに。

なんか、可愛くない。
もっと素直になりゃいいのに。

別れよう。って言ったのも
ヘジュンのためとは到底思えないし。

支えようという気持ちは、さらさらないよね？って感じで。

ヘジュンの専属メイクだって、なんで断るのか
意味不明だったし。
ヘヒョには女優紹介してもらってたのに
頼りたくないってヘジュンには言うし。


ヘジュンも、かなりの頑固者で
ジョンハと別れて、自分を取り戻すためにも
宿題を最後まで残しておくよりも
気持ちを軽くするために、入隊を決めるところなんていうのは
どうしてなのかな？ってよく分からなかった。

だけど、１年先延ばしにするよりも
今を選んだほうが、きっとヘジュンにとっては
成長の糧にはなるんだろうし。

この兵役っていうのは日本には無いので
理解出来ない部分が大きいけど。
本当に若い時期の２年っていうのは
とても貴重な時間で
そこを捧げるっていうのは、すごく大変なことだろうなと
想像を絶するよ。

おそらく、除隊後からまた描かれるだろうと思ったけど。

２年後。からは、アッサリすぎたな。


２年後に、どんな役を演じたのか
これまでにドラマ・イン・ドラマで見せてくれたように
再び、ブレイク！！みたいに見せてほしかった。

ジョンハと現場で再会するのも
想像出来たけど。
やっぱり、ジョンハ。冷たいよね。
もっと嬉しそうにしろよ！って思っちゃう。

あそこから二人がどうなったのかは
見てる人の想像しかないけど。
私は、きっとヘジュンは、まだまだ忘れてはいないだろうし
メイクアップアーティストとして成功しつつあるジョンハに
また違った魅力が出て、あらためて好きになったんだろうな。って思う。

でも、ジョンハは
「私には私の人生があるの」とか言いそうだよね。

じゃ、また。って。



前半は、サクセスストーリーで
ホント、ワクワクドキドキして
ヘジュンがどんどん売れっ子になって
世の中の女性が、ヘジュンの魅力に倒れそうになるくらいに
熱中するようすが、とっても楽しくて
見入っちゃったけど。

父親との確執とか
ヘヒョの母親の子離れできなさすぎる性格の悪さとか
元事務所のマネージャーの底意地の悪さとか
記者の最悪さとか
元カノの未練たっぷり行動とか
もういいよ！！ってのが、たくさんありすぎて
ちょっと楽しさが半減しちゃってた。

紆余曲折あっての成功っていうのは分かるけど。

だから、元カノが弁護士に立派になって
ヘジュンの力になるまでに成長してくれて
そうなったときには、もうヘジュンに色目使わなくなったのが
すごく救いだったわ。

実際、８月の末に入隊したパク・ボゴム。
そんなボゴミを絶対に忘れさせないし
忘れない記録を残してくれてったのは感謝だよね。
映画も２本公開されるらしいし。
先日は、元気な姿も見せてくれてたし。

このドラマで、パク・ボゴムの魅力に気づいたので
出会えて良かったけど。

もう少し、笑顔のボゴミがたくさん見たかった。


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