【「わたしを離さないで」第4話 与えられた唯一の自由な時間にH三昧】


コテージで生活始めた恭子(綾瀬はるか)たち。
3人で生活するんじゃなくて、
すでに、そこには、同じ「提供者」として待つ先輩住人がいたのだ。
(これにはびっくり・・)
どうやら、恭子たち陽光出身は、わりとエリートな部類みたいで
ちょっと特別扱いっぽくされてる面もあるらしい。
でも、肝心な、「提供者」となる人への「介護人」の話を
まったく聞かされておらず、
先輩住人の浩介(井上芳雄)や、あぐり(白羽ゆり)から初めて聞く3人。
そして、部屋は
「そっちが女子、こっちが男子。
一応ね」と、意味深な言葉。
知らなかった・・・
この人たちって、子孫を残さないために、
細胞の段階で、操作されてたのか。。。
ただただ、「提供」をするのを待つ人生。
このコテージでの生活は、その通知が来るまで、
また介護人の生活が始まるまで、
唯一、自由な時間でもあったのだ。
そして、恭子たちの住んでいるコテージでは
男女が、時に、組み合わせが入れ替わり
互いの体を貪り合う生活。
美和と友彦は、もちろん、その日のうちに、美和から誘惑。
それを扉の外で気配を感じた恭子の傷。。
恭子は、孤立し、だれともココロを許さず
ただただ、淡々と生活をこなしていた。
そこにマミからの手紙が届き、
マミのコテージへと向かうと、
そこは、恭子たちのコテージとは、まったく違っていた。
人権など色んな運動を働きかける勉強会まで発足していた。
「早く帰らないと、解体されちゃう」と、
さりげなく言った恭子の台詞が、キッツイわ・・・。
マミたちとは、一緒には出来ないと感じた恭子は
孤独に耐えられなくなり、
浩介の部屋へ。
そこで浩介に抱かれた恭子は、
こうすることでぬくもりを感じることを知ったのだ。
って、なんか、キレイな感じになってるけど
ちょっと気持ちわるかった。
そもそも、臓器提供だけのために行かされてる人間が
こんなにいるなんてこともだし、
管理下において、逆らえば、解体され、即死んでしまう。
あの陽光で育ったときに、同級生が、突然いなくなったことなど
なんだか、どうにも、救いようのないドラマだ。
いったい、このドラマで、何を得て
何を感じろというのだろう?
普通に生きられることの幸せ?
気持ち悪ささえ感じてしまった、この第4話。
次週から、視聴率、さらに落ちるんじゃないだろうか。
これ、最終回は、どこに向かっていくんだろう。
恭子も、提供者になって、
最後は、みんな、体の中身が、空っぽになるって話?

↓訪問ありがとうございます。
ランキングに参加しています。
お手数ですがバナーをポチっとしていただけると嬉しいです↓

にほんブログ村

- 関連記事
-
- 【「わたしを離さないで」第6話 ココロは捨てた】
- 【「わたしを離さないで」第5話 なくした物が見つかる場所】
- 【「わたしを離さないで」第4話 与えられた唯一の自由な時間にH三昧】
- 【「わたしを離さないで」第3話 水川あさみのキスで揺らいだ三浦春馬】
- 【「わたしを離さないで」第2話 作られた森の殺人鬼】
| わたしを離さないで
|
突然失礼します。
何を感じろって、私たちが普通に生きられる幸せ云々ではなく、
クローン人間なんか作ってはいけない
ということなのではないでしょうか。
倫理的なことだと思います。
NHKのデザイナーベイビーもそういう話でしたよね。
臓器提供のためのクローン人間なんて、作ってはいけないということを、悲劇的な物語を描くことによって訴えているのだと思います。
| ルーツ | 2016/02/13 23:53 | URL |