【「アルジャーノンに花束を」最終回。サクを演じきった山Ｐ】

　　　

良かった～。
予告では、とてつもなく暗い不幸な終わり方なのかと思ったけど。

急速に、サク（山下智久）の退行は始まり
そうなると、全員が父に見えちゃうんだね・・・
でも、最後の力をふりしぼって書いた自分から自分への言葉。
「サクトへ　おかあさんにあってはいけません」
ハルカにあってはいけません・・・
途中で書けなくなったところに、父が現れ
力を貸してくれた。


いつも、いつも、どんな時でも、サクトを見守っていた父。

誰かのために、その高い知能を使わなければ。というサクトの思いに
未央を救うスタッフは動きだし
誰もいなくなった、蜂須賀（石丸幹二）。
そんなにも、サクトへの思い入れが強くなっていたとは。。

まさかの自殺行為だったけれど
ちゃんと、それを予測していたサクトは、博士を監視するように
杉浦（河相我聞）に指示してた。
さすがだ。


完全に元にもどったサクトは、行方不明となり
見つからない。

気づくの、遅すぎだよ～小久保くん～！！
小久保くんと一緒にアルジャーノンのお墓を作った場所にいると
やっと気づいた小久保くん。

彼を迎えにいくのは、
もちろん、対等の友だち。
檜山くん（工藤阿須加）と柳川くん（窪田正孝）。

そこに倒れこんでいたサクの姿が
予告では、いやな予感を、これもさせてたけど、
眠ってただけで、
その横に、二人が一緒に寝転がって。
こっちまで、幸せな気分になった～

サクトの治療の研究の成果のおかげで
未央は、無事に目覚めることが出来た。
これまたハッピーエンド。

再スタートは、その３人で海の近くで
「あいきょでしょバーガー」
こんな終わり方も、とっても良かった。

サクちゃんのお母さん、窓花（草刈民代）とも、
お利口なうちに理解しあうことが出来たし・・・
いや、再び、親子の絆を取り戻し
「ママは、抱きしめてほしかったんだね」って、そっと抱きしめたサクト
ママからは、できなかったことが
サクトには、分かったんだね。

すべてが、ほっとするような終わり方だった。

唯一、悪者になってしまいそうになったハルカ（栗山千明）
もう１つの道を歩むことに決めたのか・・・。


みごとな山Ｐの「アルジャーノンに花束を」
見せてもらいました。
ありがとう


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