【「流星ワゴン」幽霊でも強い心を持てば・・】


今回は、一雄(西島秀俊)を、ワゴンに乗せたハシモトの息子
ケンタ(高木星来)と一雄の思いが重なるストーリー。
ハシモト(吉岡秀隆)は、自分たちは死んでいるので
死ぬ前に出来なかったことは
出来ることは、もうないのだ。と言っていた。
ケンタは、夜の学校で遊ぶのが楽しみで
チューさん(香川照之)と一緒だと、本当に楽しそう。
ずっと出来なかった逆上がり。
「ぶっさいくじゃのお」とチュウさんは言いながら、
ワシが教えてやる!と、
特訓が始まる。
小学校の頃、運動会で、徒競走を絶対1位になることを
父から強いられ、もう特訓を受けていた一雄(西島秀俊)は
その頃のトラウマから、ケンタには、そんな思いだけは
させないように、とチュウーさんに忠告をする。
そこで、子供のころに、父に対して抱いていた思いと
やらされていたこと。
イヤだったこと、
辛かった思い。などなどが、再び思い起こされるのだけど。
いい父親だと思うけどな。
まったく運動会に感心がないわけじゃなく。
やるからには、何がなんでも一等賞を取れ!と言う父。
私は、好きだな。
少々乱暴だけど(海に落とすとか)
一雄が、あまりに、女々しくて女々しくて。
見てるこっちも、イライラするからね。
まったく、チューさんの息子とは、思えないほど。
ここまで、一雄の良いところが、
少年時代から、まるで描かれてないんだけど。
そこも気になるわな。
そして、やってきた1年前。
またまた、ヒロキが受験をする直前。
ヒロキは、公園の山の上のほうで、コーンに名前を書いて
パチンコで打って、倒していた。
チューさんに、噛み付いたまま、一緒に現代へと
やってきてしまったケンタは、ヒロキに話しかけてみる。
すると、今度は、標的をケンタにしようとする。
幽霊なのに、痛いの?恐いの?
チューさんが現れ、なんとか止めたものの
一雄は、またしても、大失敗。
そこに現れた同級生たちが、ヒロキをサッカーに誘うと
「たまには、良いじゃないか。言って来い」と言ってしまう。
ここここ、これは、「夜行観覧車」パターンじゃないの??????
ほら。
やっぱり。。。
そうなのだ。
ヒロキは、同級生たちに、イジメにあっていたのだ。
だから、受験して、同じ中学に通うことを避けようとしていたのだ。
それなのに、気づかない一雄は、
受験に失敗したことが原因で、
ヒロキは、引きこもり、家庭内暴力を起こすと思いこんでいるため
なんとか受験だけをやめさせようとする一雄。
そして、受験に失敗する事実が変わらないのなら、
引っ越して、別の公立に通う手段を選び
あちこちの物件に、仮契約をしてきてしまう一雄。
ワケが分からなくて、怒るしかないのは
妻の美代子(井川遥)。
そりゃ、そうだ。
いきなり、すぐに引っ越すだとか言い出す夫。
説明できなくても、
どうにか、話し合うようにすることが大事なのに。
そこに気づいていない一雄。
男は、とかく「結果」「結論」にこだわるので
経過を話したり、説明をはぶきたがるものなのか。
そんな事があった間も、
ケンタとチューさんは、必死に逆上がりの特訓をしていた。
「オマエは、どこかで、死ぬ前に出来なかったことは
出来ないと、思い込んでるんだろ!
気持ちで逃げてるんだろ。
強い心で、出来る!と思ってみろ!!!!」
それを、見て、聞いていた、一雄は、
はっ!!!とする。
そして、一緒に、ケンタに大声で応援しだす。
真っ赤な顔で、鉄棒に逆さづりになったケンタ。
頑張って、ガンバって、
出来る!!という強い心で信じて。
出来た~~~!!!!
ケンタは、成仏していくんだろうか。
ハシモトも一緒に成仏できるんだろうか。。。
あの血に染まったジャケットの所以が
えぐかったなーー;
今回は、飽きさせないエピソードが入ってて
なかなか良かったけど。
10分拡大する意味は、分からない。
【視聴率】第3話 11,1%

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| ▼2011年10月スタートドラマ▼
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