【「流星ワゴン」第1話 ほうばい】


「素敵な選TAXI」かっ!!!!
と、思ったけど。
いや、こっちのほうが、先のはず。
原作があるんだもんね。
実は、また西島秀俊と香川照之だなんて
新鮮味がないし
「MOZU」の印象が強すぎて
ドラマの世界に入れないんじゃないかと
なかなか、録画したのを見る気になれなかったんだけど。
2話が始まる前にと、見てみた初回。。。。
これが、ビックリ!!!!
やっぱり、香川照之の演技力に引き込まれたわ。
すごいわ。あの人!!!
完全にチューさんだもの。
物語は、中学受験に失敗し
引きこもり、家庭内暴力を起こす息子ヒロキと
そのヒロキを置いて、男と付き合って
夫、一雄(西島秀俊)とヒロキを捨てて
離婚届を送りつけてきた、妻、美代子(井川遥)。
会社はリストラされ、
金貸しで事業を成功させた父親は死の目前。
すべてが、うまくいかなくなった一雄の前にあらわれた
ワゴン車。
そこに乗っていたのは、既に亡くなっている親子。
ハシモト(吉岡秀隆)と、その息子のケンタ(高木星来)。
あなたの大事なことが起きる、そのときまで戻るのだと
ハシモトは言い、
1年前の自分に戻る一雄と
42歳の父が、同じ時空に現れ、行動をともにしながら
一雄の何が間違いで、どこをなおせば良かったのかを
親子でさぐりながらタイムトリップする、みたいな
SF?
SFものドラマって、あまり世間的には受けないので
ここへきて、この枠に持ってくるんだ!という驚きと
原作をまったく読んでいなかったので
その斬新さと新鮮さと、二人のまるで違った演技力に
みごとに、はまってしまった。
オモシロかった。
「一雄、おまえは、家族のこと、本当は何も知らないんじゃないか?」
と、言った父の言葉が
正しい。。。。。。
どうして、受験をしようとしている息子をほったらかして
危なそうな男と付き合っているのか
妻の行動も、かなり謎だし
親子が時空を超えて強い絆で引き合わせ
父親の本当の姿を一雄が知っていくのも、見所だし。
なんといっても、豪快なチューさんが、見ごたえありすぎ。
やっぱ、うまい人は、すごいな。
こっちを夢中にさせてしまう力がある。

ランキングに参加しています。
お手数ですがバナーをポチっとしていただけると嬉しいです




- 関連記事
| ▼2011年10月スタートドラマ▼
|