【「ウロボロス」第１話 犯人の目をした生田斗真とキレものヤクザの小栗旬】

　

２回見た！すごかった！
出演者も、色んなつながりのある役者陣ばかりなのに
それでいて、まったく違和感のない演技力っぷりで
迫力がある。
ワクワクしっぱなし。

孤児院で育ったイクオ（生田斗真）と、竜哉（小栗旬）
ある日、とても二人が大好きだった施設の結子先生（広末涼子）が
殺された。
しかし、犯人が捕まるどころか、事件そのものが
なかったことにされてしまう。

幼かった二人の前に、あらわれた金時計をした男。
その面影だけをたよりに
敵をうつため、イクオは警察官に。
タツヤは、ウラの世界、ヤクザになり
それぞれ、トップを目指してなりあがり
謎の金時計の警察に関する男をつきとめるという話。

イクオとコンビを組んだのが、東大卒のスーパーキャリア
日比野美月（上野樹里）。
父（光石研）も警察キャリア。


上野樹里は、「アリスの棘」のときよりも
悪をおさえ、まるい雰囲気を持った、それでいて
アタマのきれる役どころ美月を、本当によく演じ分けてる。
小栗旬は、つい最近まで高校生がタイムスリップしたサブロー信長とは
まったく違う演技だし。
本当にふり幅すごくて感激しちゃう！




一見、ボーっとしたさえない雰囲気の刑事、イクオだけれど
臭覚が異様に超えてて、食べたものを、きれいさっぱり当ててしまう。
そして、犯人の検挙率が極めて高く、ナンバー１なのだ。

まあ、それも、そのはず。
ウラ社会で生きてるタツヤからの情報が逐一入るわけで。


今回は、自殺にみせかけた殺人事件に
刑事が絡んでいたという話だったけれど、
その殺害された男の妻と娘も海に沈められ。
生き残った娘に、イクオは、ある約束をするのだ。

その娘役、「花子とアン」の花子の幼少時代を演じた山田望叶ちゃん。
伝助さんを演じた吉田鋼太郎さんは出てるし
鋭い刑事、滝藤賢一さんは出てるし！
ヤクザには、ムロツヨシさんはいるし！
もお、みどころ満載すぎる！！！

それに加えて、生田斗真と小栗旬が、本当に良い！
２００９年に、原作コミックが売り出されたときに
すぐにドラマ化が浮上し、キャスティングには、この二人が決まっていたものの
なかなかスケジュールが合わず、今回５年ごしに実現したドラマ。


内容は、ちょっと油断すると
堺雅人が演じた「ジョーカー」や
この枠でやってた「魔王」
「流星の絆」をまぜたようにも見えるけれど、
とても丁寧に描かれていて、端から端まで素晴らしい演出が
行き届いていて、本当に引き込まれた。


でも、金時計の男。。。。。




上野樹里の父じゃ・・・・・・？


ないといいけど＾＾；

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