【「花子とアン」破格の結納金】

　　
蓮子の見合い相手は、
ず・・・・・・・・・・・・・・・っと黙ったままだった。

いつもは、とても明るい男なんですよ。と言う取り持った男性。
石灰王として一代で巨万の富を得たという
嘉納伝助（吉田鋼太郎）は、
しゃべったら、方言が出てしまう。
どうせ、断れるだろう。帰ろう。と言った。

そそそそ、そうだったのか。
ということは、
方言でしゃべれないほどに、もしや蓮子を気に入ってしまった？
腕づくでも、モノにしようとしないところが
鋼太郎っぽくない（笑）

この縁談を絶対に受けてくれ！という兄に
「巨額の結納金をすでにもらっておいでですか？」

ってさ、
結納金って、結婚資金なんじゃないのかな？
その名目で、葉山の家を救うほどの
巨額の結納金だったのかな。
でもさ、もらうのは、
兄なの？

と、そこばかりが気になって気になって。

蓮子は、花子にさすがに話せず、
恋愛で結婚した花子の両親と、花子の育った家に行きたい。と言い出す。
すぐに。
週末にでも。

花子は、実家に電報を打つと
実家では、
「てっ！！！
学校のご友人だとすると、お嬢様か！
てーへんだ！」と大騒ぎ。

お嬢様も、お嬢様。
伯爵の娘と知ったら、腰抜かすね。

甲府に向かう花子と蓮子。。。。。


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