【「BODER」第３話 目と耳のいい情報屋・綿密なキャラ設定】

　
毎回、違ったキャラの情報屋が増えていくのか！
今回の石川（小栗旬）が赤井（古田新太）に依頼したのは
「目と耳のいいやつ」

「知らない」っていうのが、一番嫌いなことばらしい赤井は
スズキ（滝藤賢一）を紹介した。

ダンディーじゃないかっ！
良い仕事してます！滝藤さんっ！


団地の広場で見つかった遺体。
その第一発見者は、町内自治会長の藤崎（平田満）。

って、平田満さん、出てきた瞬間に
もう、絶対この人犯人！オーラだからね。
なんせ金城ドラマだし。

もう、死者を見る前に、偏頭痛さえ起きなくなってしまった？石川。
当然のように、目の前に現れる死者を待っているかのよう。
でも、その顔は、遺体の顔とは、違う。

比嘉（波瑠）に、顔をよく見てくれ。と頼むと
「整形のあとがある。
でも、とても精巧なもので、素人目には分からないのに
なぜ分かったの？」と切り返される。

すぐに、この団地で起きた５年前の母子殺人事件に
関係していることが分かる。

藤崎の最初の証言から、すでに怪しいと思っていた石川は
スズキを使って、自治体の動きを監視した。

盗聴された彼らの証言。。。

ああ。市倉（遠藤憲一）が言ってたように
あっちがわの人間になって
自滅していくのか、石川。。。。

とり憑かれたように、真相を暴いていく石川。
でも、そこに殺されたモノの「声」証言があるのだから
やるしかないし、やらなくてはならないよね。

５年前の事件の恐怖から
解放させたかった自治会長。
でも、それは、新たな恐怖を生む結果にもなったのだ。と
言って聞かせる石川の信念みたいなのが
ものすごく強くて
芯があって、迫力があった。

そして、サイモンとガーファンクルには
「ずっと」
母子殺害事件の犯人の顔写真を消させていく石川。

次は、どんな情報屋が登場するのだろう。

このサイモンとガーファンクルにも実は裏話があって
キャラ設定が、しっかりされているのだ。
二人には、辛い過去があり裏世界で生きてきたため
人を見る目が肥えていて勘も鋭い。
石川に初めて会ったときに「悪くない」と言ったのも
相手が警察で、一歩間違えれば、自分たちの身が危ない
その危険性がないと瞬時に判断したという経緯。
二人のプロフは、公式サイトに詳細が書かれている。

なんといっても
「ホンモノのヒーローは誰の命も奪わない！」
このセリフが、今回のキーポイントにもなってた。



そして、今回現れた「スズキ」
興信所で探偵のような仕事をし、警察からも盗聴など非合法な依頼を
受けるようになり、警察御用達の便利やになったという設定だそうです。
スズキ自身は、この仕事が好きで、趣味でやっているところがあり
裏家業にどっぷり漬かっていたところに石川の依頼があったので、
とても生き生きとして、嬉々として進んで協力してる表情を
滝藤さん、そんなスズキをみごとに演じ分けてました。


どんな角度から見ても
詳細な「設定」が施されていて
何度でも楽しめるドラマになりそうだ。


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【視聴率】
第３話　10,1%
ほら「MOZU」に近づいてきた！
内容は、遥かにこちらのほうが秀逸だと思う。