【Netflix「梨泰院クラス」】


「愛の不時着」を見たら、次は絶対これを見ろと
あっちこっちに書いてあったので
気にはなってたけど。
どうも主演の俳優の髪型が気になって
なかなか見れなかった。
とりあえず1話見てみよう。と見始めたら
夢中で一気に見ちゃった。
夜も眠れないくらいに見続けちゃうほど。
日本でいう「半沢直樹」みたいなドラマだと
YouTuberだかが言ってたけど。
確かに「復讐劇」のドラマではある。
でも、半沢直樹のような銀行の中だけの話ではないので
もっとスケールが大きすぎる。
物語は、主演のパク・セロイ(パク・ソジュン)が高校生の頃から始まる。
セロイはもともと友だちがいなくても
孤独でも平気な男子生徒で、群れず、極めてクール。
といっても、悲しげでも寂しげでもなく
その姿は、女子高生から惹かれるものすらあったほど。
そんなセロイが転向することになり
目にしたいじめ。
これが、すべての始まりだった。
いじめをしていたチャン・グンウォン(アン・ボヒョン)を殴った。
そのグンウォンは、セロイの父親が務める会社「長家」の会長
チャン・デヒの息子だった。
チャン・デヒは、セロイに土下座して謝れと言うが
自分は悪いことはしていないと
正義を貫くセロイは、動じなかった。
結局、セロイは退学。
父親は会社を退社した。
グンウォンのダメ息子ぶりは
大人になってもずっと続き、
そのグンウォンによって、セロイは父を失い
そんなダメ息子をどこまでもかばい隠蔽するデヒ会長への
許せない気持ちが、セロイを奮い立たせる。
父の死がグンウォンのせいだと知ったセロイは
父の葬儀も終わらないうちにグンウォンのところへ行き
殺す勢いで何度も殴りつけた。
逮捕され拘置所に召喚されたセロイ。
そこにもデヒ会長がやってきて、「ひざまずいて謝ればチャンスをやる」と言ったが
セロイは、「ひざまずくのは、お前の息子だ!!」と吐き出した。
刑務所にいる間に面会にやってきた
好きになっていた長家の経営下の施設で暮らしていたオ・スア(クォン・ナラ)に
「復讐するの?」と聞かれて
セロイは、生きる目標がみなぎっていくのを感じる。
刑務所で2年の刑期を終え出てきたセロイ。
大学生になっていたスアがくれた手紙に書いてあった
住んでいる「梨泰院」を訪ね
異文化がただようその街をとても気に入ったセロイは
7年後にここに店を出す。とスアに告げた。
中卒、前科者の自分には漁船に乗って仕事をするしかない。と
とスアの前から消えていったセロイ。
そして、ぴったり7年後。
戻ってきたセロイ。
その梨泰院で知り合った
ちょっと
いや、かなり変わった子のチョ・イソ(キム・ダミ)。
IQ162の天才少女でソシオパス。
SNSではとても人気があり、モデルさながらのインフルエンサーとして
活躍していた。
このチョ・イソとの出会いがまたセロイの人生に
大きく関わっていくのだ
本当に、一途で。
最初見たときには、可愛いって感じじゃないよな。。って思ったんだけど。
これが、どんどん可愛くなっていく。
見た目は変わっていくわけじゃないけど、
セロイに向ける笑顔。
「愛」を知ったときの驚きと涙。
「失恋」を知ったときの悲しみの涙。
その表情豊かなコロコロかわる表現力が
ホントに素晴らしかった。
20歳の役で実際25歳らしいけど
高校生を演じてたときも、その小生意気で初々しい感じが
高校生にしか見えなかったし
若すぎるけどそれに見合わないほどの賢さを兼ね備えているのも
あふれだしていて、まだ新人に近い女優さんらしいけど、
そのうまさに驚く。
セロイも、とても男らしくて、強くて。
ずっと重たい荷物を背負ったままのピンと張り詰めているものが
まるで見えるかのような、みごとな演技と
あの髪型。
女性陣は、何年後。って
ヘアスタイルも変化していくんだけど、
このセロイだけが、ず・・・・・・・・・っっっと
あの髪型。
高校生の頃から、いがぐり。
原作コミックがあるらしく
それをモデルにしてるからなんだろうけど。
そこ1つとっても、セロイの頑固さも伝わる。
セロイの信念でもある「人と信頼」
それによって得ていく大切な仲間。
その仲間たち、ひとりひとりの様々な人生。
いろんな角度から見ても
とてもよく出来ていて
どこをとってもストーリーがある。
そして、なんといっても、デヒ会長。
まあああ、憎ったらしいのなんのって。
なんちゅう爺さんだよ!って思ってたけど。
実際、この俳優さんは47歳らしい(!)
すごくうまくて驚くばかり。
とにかく、面白い。
ホント面白い。
私は、なんといってもイソの憎らしい可愛さが
すごく好きになった。
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