
QPのDVD-BOXの完全限定版に三池監督が2時間半の1本に収録した
再編集版が入ってるらしいのだけど
(買ってないーー;)
この、関東ローカルで放送された「QPディレクターズカット版」は
1時間30分だから、さらに短くしたのかな??
感想は・・・・
「QP」本編の大筋になるメインストーリーを
分かりやすく編集してあって、
より簡素化したって感じ。
頭の中に残ってる大枠のストーリーを、あらためて映像化されたみたいな。
ただ、私としては、その大枠の大筋から外れたところのほうが
むしろ好きだったりするので、
我妻涼(斎藤工)が、自分の祖父と重ね合わせて、似てたおじいちゃんの
跡をつけていっちゃったり、それを見てた
兼光(やべきょうすけ)に
「枯専か!!!」と、おちょくられたり、
子供たちに囲まれて、つい一緒に遊ぼうとしちゃったり。
横溝組の組長の愛人との動きを知るために
同じ店で働くホステスから情報をキャッチするために連絡をとりあう
マリオの「ブルームーン」だったり。
トムとジェリーの深い絆、少年時代のこととか。
わりと、そっちの方が、興味深かった。
三池監督が伝える「QP」は、元(林遺都)が我妻涼と天狼会に関わるところから
描かれているけれど、あらためて、我妻涼は、
もっともっと、強さと悪さの次元の高い高いところにいる人物で
とてもじゃないけど、この「QP」で中心となって描ききれないキャラなのだと
分かった気がする。
原作が、どこまで我妻涼を描いているのか知らないけれど
次は、「我妻涼」の世界を深堀りしたのが見たい!と思った。
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