
あれだけ散りばめられた「伏線」
かなりキレイに回収されたと思う。
けっこう、不満言ってる人がネット上では多かったのに
逆に驚いてる。
そこには、西野七瀬の演技力がなさすぎるとかって意見も
多いけど。
そりゃ、木村多江さんや、奈緒の演技力に比べたら
劣っちゃうのは、仕方ないよ。
そりゃ、もっともっと、狂気に満ちた演技がずば抜けてる
若手女優だって、たくさんいると思う。
だけど、今回の「黒島ちゃん」というキャラは、
西野七瀬だから作り上げられたキャラだったのだと思うのね。
ふわ~っとしてて。
おとなしげで。
だけど、リケジョで理系の話になると止まらない。
DVがなくなってからのアイドルさながらの、あの笑顔。
って、ほんとにアイドルだったわけだし。
もし、これが、みんなもよく知る演技力の優れた
若手女優がやってたとしたら。
絶対、最初から、分かっちゃってたでしょ。
この人が真犯人だ!って。
秋元康だから、出てるのね。
くらいの立ち位置だったからこそ、良かったんだと思うよ。
しかも、あの豹変するところは、
なかなかなものでしたよ。
田中圭に詰め寄られ、
ふ。って、息吐いて、
ガムテープはずし、だんだん乱暴になっていく様。
あれを、もっとすごい演技力でやられたら
それは、それでイマイチだった気がするんだよね。
それに、なんといっても、謎だった伏線の回収も
ちゃんと回想シーンを交えて演じられていたし。
管理人さんの謎も、死んじゃったから解明は無理とも思われたけど。
西村(和田聰宏)との仲が、ちゃんと伝えられて
納得だったし。
あの和田聰宏さんと竹中直人との二人のシーン。
竹中直人の演技力のすごさに、震えたけどね。
ここは、棒演技じゃダメなとこだけど、それ以上に、すごい迫力だった。
菜奈ちゃんの死も、
これまでは、それほど思ってなかったけど
原田知世の演技力に、やっぱり震えた。
あのシーンで、あれだけの悲しみと苦しみと絶望を伝えられるって
すごかった。
ちょっと謎だったのは、
田中哲司が黒島ちゃんを2時になって訪れたところから
突然、ホテルの部屋にワープして。
あれは、どうやって来たんだろう。?ってとこかな。
田中哲司が連れてきたようではなかったし。
ま、いいよ。
この際、細かいところはさ。
最後に全員の「その後」を流したのも良かったと思う。
懐かしい顔も見られたし。
みんな、幸せそうになってたし。
木下さんと蓬田管理人が、めちゃめちゃかわいいカップルになってたし。
そしてエンドロールのあと。
ビックリした新事実は、
黒島ちゃんは、赤池幸子さんの孫(!)
でも、黒島サワの母親は、幸子さんの夫が
外に作った子。
ということは、幸子さんとサワは、血の繋がりはなく。
調べてくれるような人もいなかった。
江藤が映し出される。
江藤は、幸子おばあちゃんに、サワの本性を調べて
伝える役目だったのね。
なるほど。
水城刑事に言った幸子さんの言葉が、また強烈だった。
「サワには大切な将来がある。
過去の少々の過ちくらいで、台無しにさせるわけには
いきません!!」
赤池美里(峯村リエ)も、サワの正体、知ってたわけだし。
けっこう、サイコパスなサワを知ってた人物、いたのね。
ってことだよね。
なのに、二階堂(横浜流星)が、最後の最後に
あんなに冷静な頭脳明晰だったのに
サイコパスに加担するような態度をとったっていうのは、
人を好きになるって、そういうことなんだって。
人を好きになると知能はサルなみになるって、メンタリストのDAIGOが
いつも言ってるように
人を好きになると
知能が一気に低下して
さると同じくらいの知能になってしまうってことの証明だったんだと思う。
だからこそ、翔太とまた、あんなふうに
仲良く鍋つつきあえるようになってたんだろうし。
翔太も、そういうこと、誰よりもよく分かってる人だから。
AI菜奈ちゃんのアシストも絶妙だった。
犯人を言うんじゃ、漫画みたいだけど
翔太が、どんなに憎い相手でも、手を下すことなく
ハグしちゃう。っていう
菜奈の元夫の、細川(野間口徹)のときにやったのと
同じことをしたのには、
ちょっと感動すらしてしまった。
あのときも、意外な行動すぎて、驚いたっけ。
何はともあれ、20話。
特に、後半の「反撃編」は、本当に楽しませてもらいました。
いろんなYouTuberの考察動画を見たり、
まとめ動画見たり。
1週間、「あなたの番です」のために生きてるような感じにもなるほど
楽しみだった。
やっぱり、気になるのは黒島サワの過去。
Hulu見たいわ。。。。
【視聴率】最終回
19,4%最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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