【2020年大河ドラマ長谷川博己主演「麒麟がくる」観了】

素晴らしい最終回でした。
出来れば明智光秀が死ぬところは
やらないでほしいなと思っていた。
本能寺で織田信長(染谷将太)を倒し
たった3日。
三日天下と言われた光秀政権。
この大河で描かれた光秀は
とても人望が厚く、誰からも頼られ
いつも嫌な役目を押し付けられて
自ら和解に尽力する姿。
それが、どうしてたった3日で殺されなくちゃいけなかったのか。
諸説あるようだけど
誰も光秀の幼少時代から知る人なんていないわけだし
書物も残っていないからこそ
架空の人物、駒(門脇麦)や、東庵(堺正章)や太夫(尾野真千子)を
キャスティングして、話をつなげる役目を作ったのだと思うし。
ただ、やっぱりこの3人の人物。
特に駒は、本当に嫌いなキャラだった。
門脇麦が大嫌いになりそうな
いやなったかな。
それくらい大嫌いなキャラで
いつも何か重大なことがあると必ずこの駒がいて。
公方からも一目置かれ
なんだか、後半はものすごく偉そうになっていっちゃって。
あんなに十兵衛を慕っていたのに
後半は、その欠片の気持ちも残っていないところが
すごく残念。
最終回の最後だけ
十兵衛を思い起こすシーンで
自分は気持ちを捨て耐えてきたのだとでも言うような。
だったら、もっと十兵衛をとことん支えても良かった気がする。
妻が亡くなってから
いっそ側室に入っちゃうとか^^;
(過激すぎ)
あんなに若き頃の信長を見て
あまり信頼されていなかった信長を
誰よりも真っ先に、信長の統率力や内なる力を見抜いた光秀。
ずっと力になってきたのに。
けっこう、ぎりぎりまで信長との良い関係が続いていただけに
ここから、どうやって本能寺の変に展開していくのか
一番気になったところだったけど。
公方さまを斬れというのが、一番の光秀の決意となったあたり
光秀らしさが出ていたな。と。
本当は、秀吉が信長を打ったという説もあるらしいけど。
光秀を陥れたのは秀吉ではあったが
ちゃっかり藤孝(眞島秀和)が光秀を裏切ったのが
悲しかった><。。。
あそこで秀吉に知らせなければ・・・。と。
なにはともあれ。
本当にいろんなことがあった「麒麟がくる」
帰蝶の降板、代役事件。
コロナでの撮影中止期間。
本当に大変な中の撮影だったと思う。
翌年の2月まで放送という
異例の中
長谷川博己さま。
本当に本当にお疲れさまでした。
きっと長谷川博己さまが主演じゃなければ
駒と東庵がうざすぎて
とっくにリタイアしてたと思う。
そして、最後まで出演した本郷奏多。
彼が素晴らしかったと思う。
これから、もっともっと癖のある役もたくさんやって
もっと主演としてもドラマにいっぱい出て欲しいと
さらに思った。
1年間以上の長丁場。
お疲れさまでした。
ありがとう。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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