【「あきらとアキラ」最終回 伝説のWアキラ再び】


上川隆也が出てくると、
画面が、ぐっと引き締まる~。
木下ほうかさんが社長を勤める、東海旭商会が手がける
東海リゾートの負債が止まらない止まらない。
このままでは、親会社の東海遊仙まで倒産の危機に。
そこで、立ち上がった、向井理アキラ。
全面的に東海遊仙を担当する斎藤工アキラ。
負債を抱えた東海リゾートだけを切り離すのではなく
逆に、将来性のある東海旭商会を売ることをひらめいた向井理アキラ。
斎藤工アキラは、以前、就職の世話をした友人、
滝沢(森田甘路)にM&Aの相談をする。
すると、繊維事業の開拓を勧めている、大日ビールという会社があると
情報を入手し、向井理アキラに報告する。
斎藤工アキラは、滝沢とともに、
表だっての交渉ではなく、
内々での提案として、大日ビールに出向く。
と、出てきたのは、企画戦略担当の沢渡(上川隆也)だった。
ところが、東海旭商会との買収の話しは一蹴。
まったく乗ってこなかった。
そこで、向井理アキラは、安堂(小泉孝太郎)に相談すると、
相手の立場にたって、
ものごとを、反対側から考えることを助言される。
と、そこで、再び、向井理アキラは、ひらめいた。
沢渡は、大日ビールの上場を狙っているのではいかと。
それには、東海リゾートがついてくるのは、マイナスでしかない。
滝沢が出した、M&Aのシミレーションを、
もう一度、自分にやらせてほしいと言う。
元気になった、弟、龍馬(賀来賢人)は
元社長でありながら、北村(尾美としのり)の下で兄を支えるため仕事復帰。
兄弟、一丸となって再建を試みる。
そして、アホなだけだった、オジの木下ほうかは、
いつも、いつも、兄、堀部圭亮が「良い人がいる」と紹介された人物は
全部、失敗に終わったことを
人に頼ってばかりで、自分で何かをしようとしなかったことに気づくのだ。
これ、最後まで気が付かないで終わるのと
気づくのとでは、大きな違いだよね~。
とても、大胆なシミレーションと
議案を書いた書類を
当然、斎藤工アキラの上司、部長(利重剛)は大反対。
けれど、その大胆さに実は、やってみたいという
挑戦の心もあったのね。
頭取に、その話しが、通ってた。
頭取は、あきらとアキラが起こした新人研修の「伝説」を思い出していた。
あの「伝説」で、一番驚いたのは、実は、自分だったのだと。
粉飾を見破った、斎藤工アキラだったが、
自分は、まったく気づいていなかったのだ。
再び、この2人が、こうして、手を取り合って
1つの会社を救おうとしている。
これは、やってみる価値があると、頭取自らが後押しをした。
しかし、ここで、また、ピンチがやってくる。
M&Aの情報漏えいが噂になってしまっていた。
この情報源が、三友銀行の羽場裕一だったのだ。
向井理アキラと木下ほうかさんは、三友に乗り込んだ。
言い訳する羽場裕一。
そこに、颯爽と上司が入ってきて、土下座。
羽場裕一も、それにならって土下座。
池井戸潤作品には、土下座は欠かせないのね。
謝っただけでは、すまない!と、アキラ社長は、キッパリ!
心配された、大日ビールとの交渉は成功した。
男泣きする、向井理アキラ。
崩れおちて、喜びを噛みしめる斎藤工アキラ。
いい演出だった~
これ。
向井理も、うまくなったな~
(上から・・)
これで、めでたしめでたしで終わるのかと思ったら。
何十年越しの恋を、やっと実らせた、斎藤工アキラ。
やっと、
やっと、田中麗奈に「付き合ってほしい」と言えたのだ。
その間に、結婚、離婚までしたのを待ってだ。
向井理アキラのほうは、
やっぱり、そういうことだったのね。
後輩のはずなのに、やけに、タメ口で話してるな~と、気になってたけど。
いつのまにか、そういう仲になってたってことね。
2人のアキラの間に入って、
良い仕事をしてたカンナ(瀧本美織)。
女優陣の選出に、ちょっと不満はあるけど、
ドラマが良かったので、よしとしよう
(上から・・・)
あーあ。
終わっちゃった・・・・。
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| アキラとあきら(斎藤工主演)
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