【「やまとなでしこ」 桜子さんフォーエバー!】

「たった一人の人とめぐり合えた気がする・・・・」
桜子名言集は、今も心の中に
ずっと
ずっと
たくさん残ってる。
飛行機が高層ビルの間を駆け抜け、
スチュワーデスという職業を選んだ神野桜子(松嶋菜々子)は
より高みの男を得るために
自分に磨きをかけ、
金持ちの男との出会いだけを
待ち続けたのではなく、
自分から切り拓いていこうと努力してきたのだ。
金持ち。
資産家。
成功者。
そんな人と出会うのは、
ごく選ばれた女性だけだと思っていたけど。
そういう女性に、自分から努力してなっていくのだと
このドラマで教わった。
努力すれば良かったと。
もっと上。
もっと上を目指す桜子は
東十条さん(東幹久)という病院経営者を両親に持つ医者という
婚約者がありながら
なおも出会いを求め続け
合コンを続ける。
そして出会ったのが、
魚やの中川欧介(堤真一)だった。
医者と偽り合コンに参加し
その馬主ピンを胸につけた姿に
桜子は、すっかり舞い上がり、
狙った獲物は絶対に逃さない。
あっというまに桜子の餌食になった欧介さん。
だけど、桜子は、このあと何度かデートしたり
偶然会ったりする中で
欧介さんという人間そのものに魅力を感じていたことに
自分でも気がついていない。
とてつもない貧乏生活を送った少女時代。
「貧乏なんて、大っ嫌い!!」と言い放つ桜子。
そして、少女時代の桜子に
いつもよりそい
「もう大丈夫だから」と、そっと声をかけてくれる
優しい王子様の姿。
もう、声だの雰囲気だので
見てるほうは、絶対これ欧介さん!ってわかるんだけど
ちっとも分からない今の桜子。
給料は全部ファッション代につぎ込み
カード限度額ギリギリまで使い込み
ボロアパートに住み
食事はもっぱらカップ麺で済ませる
徹底ぶりの桜子。
そんな「素」の桜子を出せるのが
唯一、欧介さんだけだったことに
ずっと気づかない桜子。
「お金じゃなくて大切なもの」を欧介は持ってると
欧介の母から聞いた桜子は
どうにか、それを見てやろう!と
正体を漁ろうと、一日一緒に過ごすのだけど。
全然分からない中に
心から楽しんでる桜子がそこにいたことにも
桜子は気が付かない。
そして、すべてを無くして
すべてに気がついたときの桜子の美しさ。
欧介は再び「数学」に打ち込み
アメリカに渡る。
そのそばには、桜子がいた。
これまでに見たこともないような
とっておきの笑顔で。
ずっと、ずっと、何年先も
欧介さんと一緒にいる桜子の姿が。
もう、ホント名作だよね。
何度見ても、感動する。
どれもが好き。
欧介さんと、その友人、佐久間先生(西村まさ彦)に粕屋(筧利夫)。
佐久間の奥さん真理子さん(森口瑤子)がまた
めちゃくちゃ素敵で大好きで。
スッチー仲間の須藤理彩と粕屋の掛け合いも好きだったし
「ぼんぼや~ジ」って船乗りにさせられた
桜子の父(小野武彦)の回も大好きだった。
究極のアッシーとなる東十条さんも素敵だった~
こんな素晴らしい作品を
今回、久しぶりに見られたことは、本当に嬉しい。
だけど、やっぱり「特別編」ではなく、ノーカットで見たい。
結局、押尾学のシーンも全面カットはしてなかったし。
それで良いと思う。
妙なカットなど入れなくても
全国の人が、この人は犯罪者だったって分かってることだから。
作品は作品として、全部通してが作品だから
今度はぜひぜひ、カットなしで放送してほしいと思う。
「JIN」はノーカットで再放送されてたよね????
「私はわるくな~~~~~~~~~~い!!!!」
「私が悪うございました。。。
私が悪うございました。。。」
桜子の大好きなセリフだ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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