【「傘を持たない蟻たちは」 了】



てっきり、1話のように、恋愛小説を書くように
編集担当から依頼され、苦悩しながら
幼なじみの啓介(加藤シゲアキ)が
ヒントを与えては、1話作り・・で終わるのかと思ったら
とんでもなかった。
すごいぞ、加藤シゲアキ。
どこまでが原作と同じなのかは分からないけど。
究極の恋愛に、
人間愛を描いてしまったのか・・・。
2話が、あまりに雑だったので、なんなん、これ。
脚本家変わった?と、思うほどだった。
1ページ目に書いたことが、そのまま寝てしまうと
その夢を見てしまうという現象に陥ってしまったジュン(桐山漣)。
エロい想像、妄想を書いては、のめり込んでいく。
ついには、目の下、クマ。
精神までやられていく。
心配して、起こしたり、世話をやいていた啓介だったけれど
ついに、いなくなってしまった。
担当編集者も、呆れるばかり。
啓介に謝ろうと、中学時代の卒アルを出そうとしたときに
その頃の文芸誌が一緒に出てきた。
そして、ときは、中学時代のジュンと啓介に。
急に、展開が変化する。
そして、そして、驚愕の
驚きの
ジュンと啓介の真実が。。。
その文芸誌に、中学の先輩だった、工藤先輩の小説が掲載されていた。
すごいな、すごいな~!と言いながら、
当時、入り浸っていた、根津じい(竜雷太)のところで
ジュンと啓介は、読み始めた。
卒業をひかえていた工藤先輩。
船に隠れて、その姿を見つけた二人が
「あ!工藤先輩だ!」と、追いかけて
話を聞こう!と、ウキウキしながら追いかけようとした
そのとき。。。。
なななななななな、なんと、
工藤先輩は、船の影に座っていた同級生らしき男子と合流し
なななななんあなな、ななんあななんと!!
キスをした。
壮絶な現場を見てしまった二人。
ショックを受けた二人。
でも、そのショック具合が、二人では、違ったのだ。
啓介は言った
「僕、工藤先輩が好きだったんだ・・・・」と、
それを聞いて、ジュンは、
本当は、
「なんで、工藤先輩なんだよ、オレじゃないんだよ」と、思ったらしい。。
それいらい、なんとなく気まずくなり。
気まずくなったのは、ジュンのほうで、
啓介は、いたって普通に部活をこなし
普通に過ごしていたのだ。
ジュンには、いつしか、同級生の彼女もでき、
その彼女、赤津(南沢奈央)と
故郷で、再会した。
その頃のことを話すうち、
自分は、啓介への思いをごまかすために
赤津と付き合い、赤津を傷つけてしまった・・と、
自責の念にかられ、橋から、飛び降りようとした
そのとき、
啓介に助けられたことを思い出す。
そして、ジュンは、恋愛小説を書いて
寝不足状態で、おかしくなっているときに
窓から、落ちそうになったときも
啓介に助けられ
命を二度助けられたことに気づく。
そして、二度、小説家として生きることを
後押しされたことを。
そうか・・・
やっぱり・・・・・・。
なんか、登場のしかたが、ヘンだな・・とは思ったけど。
やっぱり、啓介くんは、この世にはいなかったのだね。
啓介のおかげで、また1つ、新たな境地を切り拓いたジュン。
なかなか、いいドラマだった。
っていうか、加藤シゲアキすごいわ、
「ピンクとグレー」は菅田将暉くんで、「傘を持たない蟻たちは」は桐山漣で。
この二人は、仮面ライダーW主演だったんでしょ?
わざとのキャスティングだったのかな~
いや、偶然だよね。
それも、オモシロイ。
加藤シゲアキの、次回作、期待しちゃう。

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