【「鈴木先生」劇場版】


無料配信9月8日までです、「鈴木先生 劇場版」
すっごくオモシロかった!
ドラマ版は2011年4月~6月まで放送され
この劇場版が封切られたのが2013年1月12日なので
制作されたのは、2012年だと思うのだけど。
その間に、長谷川博己さまは、「家政婦のミタ」で、いっきに知名度を
あげた後の、映画主役ってことで。
とてもイキイキと演技をしてらっしゃる。
さぐりさぐりな鈴木先生がバージョンアップしてた。
タケチくんが、特にオトナびてたのに驚く。
結婚をして、かなり大きなおなかになった奥さん、麻美(臼田あさ美)
シアワセそうなデキ婚生活を送っている鈴木先生。
舞台は、連ドラの1学期のつづき、2学期。
小川蘇美(土屋太鳳)の孤高の気高さと美しさと品はさらに
磨きがかかってる。
生徒会立候補と文化祭がテーマの劇場版。
生徒会立候補も、見ごたえのある仕掛けがされていて
見ごたえあった。
文化祭では、演劇をやりたい。という生徒たち。
公園で、稽古をしていると、
いつも、公園のベンチにやってくる青年、ふたり。
ちょっとホームレスっぽい怪しさが。
その一人が、風間俊介。
緋桜山中学の卒業生でもある勝野ユウジ。
いつも満(浜野謙太)と、待ち合わせ、ベンチに座り
タバコを吸って、休んでいる。
その公園の秩序が乱れるといいはじめた
休養を終えて出てきた足子先生。
今回も、崩壊力全開で裏切らない。
でも、この二人が公園のベンチに来ることには
とても深い意味があったのだ。
それなのに。。。
場所を奪われたことによって起きる悲劇。
そして、事件。
同じく卒業生に、白井くんが登場し、
先生を慕って、相談にやってくるのだけど
その白井を演じるのが、窪田正孝。
本当に、NHKのようなキャスティングをしていて
素晴らしい「鈴木先生」
しかし、なぜか鈴木先生は、とてもいつも人気ものなのに
卒業してから会いにくる卒業生は、
いない。。。。。
そのユウジが、学校の前に朝から呆然と立ち尽くしていると、
公園で会ったことを覚えていた小川が
「おはようございます。」と、きれいな挨拶をする。
いい生徒に育てましたね。と鈴木先生に蘇美のことを言う
ユウジのセリフが、なんだか恐かった。
自分も、中学のころは、とてもマジメで優等生だった。
けれど、結局のところ、不良少年だったやつが出生したり
遊んでた女子が、玉の輿にのってセレブになってたり。
マジメでいることに、社会に出てからなんの役にもたたない。
あげく引きこもり。
そんなユウジが考え出したことは、
小川蘇美を、全校生徒の前で汚すことだと言い出した。
なんだか、映画化になると、とたんに関係ないゲストキャストが増えて
やたらスケールの大きさだけを出そうとして
腑抜けのパターンが多いのだけど。
最後、みごと裏切ってくれる風間俊介の名演技だったね。
やっぱすごいわ、ジャニーズの中でも、違うね、顔からして。
やっぱり、なんといっても、連ドラは絶対見たほうがいい。
生徒、一人ひとりのエピソード、
どんな生徒なのかは、見ものだし。
全部見てから、劇場版は見て欲しいかな。
細かいところに、ネタ入ってるのが、よく分かる。
連ドラのほうは、視聴率1,6%~2,6%という驚異的な低い数字だったにも
かかわらず、劇場版が作れたのは、長谷川博己の知名度アップによって
DVDの売り上げが絶好調だったことと、
ドラマは、かなりの賞をとっているのだ。
ギャラクシー賞月間賞(2011年6月)
第49回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞(2012年)
平成23年日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門最優秀賞受賞(2011年)
第38回放送文化基金賞 テレビドラマ番組賞(2012年)
私でさえ、今だもん。
いや、気づいてよかった。
見られて良かった。
本当に良かった。
最後に、A組になれなかった子が言うのだ。
「きっと、鈴木先生の担任だった子は、今を一生懸命生きてるんですよ。
だから来ないんです」って。

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