【「雲の階段」最終回、感想、レビュー&視聴率】


ものすごい駆け足で終わらせたって印象。
せっかく裁判のシーンがあるのなら、
もっと丁寧にやってほしかったな。
独房で、食事を前に、オペの妄想にとりつかれる三郎。
狂ったのかと思うほどの、その行為。
それほどまでに、医療を愛していたのか。三郎。
村木所長(大友康平)の証言とかさ、
もっともっと回想シーンを交えて
もっともっと、過去にさかのぼって再生してほしかった。
ちょっとやらせてみたら、見事に覚え、
医学書を渡したら、毎日毎日、ものすごく勉強してくるんですよ。
そんな三郎の姿を、もっと描いてほしかった。
どんな気持ちで、どう感じながら、
医学書を読んでいたのか、覚えていたのか。
そこんとこ、割と軽めに触れてただけだったからな。
そして、最後に妻の亜希子の命と、おなかの赤ちゃんの命を救い
一緒にオペを手伝ってた明子(稲森いずみ)が
心の底から
「良かった・・・」と、涙したとき、
本当に、この人は純粋に三郎を愛して
支えたかったんだ、と。
それにひきかえ、妻の亜希子。
泣いたけどさ、
前科モノは、夫には出来ません。
離婚してください。って。
理事長もさ。
どうしてなんだ?
病院長(内藤剛志)を「あなたは、もはや医者ではない」
とか言っちゃって。
じゃ、なんて会見すれば良かったのだ?
全部知ってました。って共犯になればよかったのか?
自分だって知ったはずなのに。
そして、院長を解任。
三郎は、この大きな病院までも、壊してしまい
家族までも、壊してしまったことになるじゃないの。。。
主文、
被告人田坂三郎を1年の刑に処する。
3年の執行を猶予する。
執行猶予がつくんだ。。
所長や、島の住人たちの証言や、署名が効いたってことなんだね。。
っていうか、高岡(萩原聖人)って、薬剤師の免許
持ってたんだ(!)
最後には、三郎の味方
というより、なんとしてでも明子を守りたかった一心だってことか。
最初から、三郎、
最後に死ぬなよ、死ぬなよ。
と念じてたけど。
明子のところへ帰ると連絡をした後。
ああ、なるほどね。
三郎を心底憎んでた相手は、ここにいたよね。
そうだった。
メスで刺すなよ。。。
致命傷を狙った?
死んだのか?
やっぱり死んじゃうのか・・・。
そして、外国の地で、
子供がケガをし、医者のもとへ。
そこには、三郎の姿が・・・・。
これは、天国?
掴んで放さなかったレモン?
第二の人生?
良かった><。。
長谷川博己さんの芝居。
ほんとに良かった!!
【視聴率】
最終回 11,8%
| ●雲の階段(長谷川博己)
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