【イ・ソンミン、ジュノ「記憶」観了~!! 感想、レビュー】

記憶を失くして、過去の記憶が蘇っていく。
なんとも皮肉だけれど、主人公のパク・テソクは、
それを「奇跡」と感じ、それまでに気づいていなかったことに
たくさん気づいていく。
といっても、このドラマは「アルツハイマー」だけにフィーチャーしてるのではなく。
といっても、ホントにね、主人公に襲う不幸の数々。
ホントにやりきれないと、見てるほうが諦め気分になってしまうくらい。
テレビにも出演するほど知名度もあり活躍するテソク弁護士。
当初、出世と欲にかられ結果第一に勝利しか考えていなかったが
冤罪を生む結果となってしまった裁判や、その事件にまつわる真相や
自分の子供の事故死など、病気を宣告されてから
色んなことが、だんだん繋がっていくことに気がついていく。
そして、テソクを仕事面で支える秘書のソンファ(ユン・ソヒ)と、部下の
チョン・ジン(ジュノ)が、めちゃめちゃ良い仕事をするんだ、これが。
感情的にならずに、静かに支え続けるこの二人。
とっても気が利いてて、色んなところに配慮する。
この二人の素晴らしい支えが、見ていて、とても良いバランス関係だった。
ジュノ、ウワサには聞いてたけど、素晴らしいね。
ユン・ソヒも、とってもチャーミング。
テソクの行動と言動から、病気に気づいていくこの二人が
唯一、事務所では病気を知ることになるんだけど、そのフォローがホント、パーフェクト。
これなら奥さんも安心だよね。
元妻も、テソクが奇妙な行動を取るのは、あてつけや、わざとだったり
酔っ払ったせいだと思って、罵倒するシーンが何度もあるんだけど。
それも病気を知ると、とんでもない後悔をする元妻の心情が
手に取るように伝わってきたし。
もちろん現在の妻の支えも素晴らしいのだけど。
確かに、内容的には、よくあるような内容も多かったかもしれない。
でも、イ・ソンミンさんが、すごいね。
突然、道に迷って呆然とする様子や、
さっきまで普通だったのが、急に何も分からなくなってしまう様子とか
え???って、本気で、こっちが心配しちゃうくらいだった。
家族愛も、ベタベタしすぎず、
テソクの両親というのが、弁護士の親だけど、とっても庶民的
というより、どちらかというと、それほど裕福ではない家庭で
問題もあっただけに、テソクが、どれだけ努力をしてきたかというのも
手にとるように伝わる演出のうまさ。
父との悪縁が、最後には、父の
親としての愛情を感じることが出来た一面もあったりと、
とても丁寧な描かれ方。
ただね、やっぱり「病気」ものっていうのが
私はドラマとして、好きではないな。。っていうのがあって。
主人公を病気にしなくても、「気づき」を与えていくっていうほうが
好きだな。って私の感想。
なので
「記憶」





5には届かずです。
<キャスト>
イ・ソンミン
キム・ジス
パク・ジニ
ジュノ
ユン・ソヒ
ナム・ダルム
カン・ジウ
チョン・ノミン
ムン・スク
ソン・ソンミ
ソン・サムドン
ホ・ヨンド
ヨ・フェヒョン
イ・ギウ
キム・ミンサン
<相関図>

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